最近の講演会から

京都技術士会 2026年9月度例会

開催日2026-09-05
会場講演会:ひと・まち交流館 京都 大会議室 / 懇親会:いろはかるた 木屋町本店 4階
参加人数 講演会:66名(うち非会員 1名)/ 懇親会:47名(うち非会員 1名)
講演1:知っているようで知らない、意外と奥が深い信号機の仕組みについて
講師:萩原 祥行 技術士(電気電子部門)
青・黄・赤の3色の点灯の単純な繰り返しと思われがちな道路上の交通信号機は、実際には、交通の流れを円滑にして渋滞を無くすべく、様々な仕組みや工夫が施されている。本講演では、青や赤の点灯時間は如何に決めているのか、時間や曜日によって異なるのか、渋滞の発生状況によって変動するのか等、本講演では交通信号機の仕組みや工夫について紹介いただいた。
講演2:基礎化学品製造業の現場を歩んだ35年-一技術者の視点から振り返るクレームの本質―
講師:本谷 衛 技術士(化学部門、総合技術監理部門)
研究開発から製造現場、品質保証まで一貫して基礎化学品の現場に身を置いてきた講師は、35年間にわたり数々の顧客の声に向き合ってきた。本講演では、実体験に基づいた代表的な事例を顧みながらクレーム対応の要諦と近年の問い合わせ傾向の変化について、一技術者の実感を交えて紹介いただいた。
講演3:日本国と日本企業の将来像に関する考察
講師:小田 愼吾 技術士(化学部門)
日本社会の文化の変遷をたどるとともに、経営学、心理学的観点から日本企業の将来のあるべき方向性についても言及があった

開催日2026-07-18
会場講演会:ひと・まち交流館京都2階大会議室 / 懇親会:さざんか亭六角店
参加人数 講演会:65名(うち非会員 2名)/ 懇親会:38名(うち非会員 1名)
講演1:基礎有機化学から地球環境問題ま
講師:奥 彬 京都工芸繊維大学名誉教授
基礎研究は役に立たないという意見がありますが、私の研究人生は有機化学の基礎研  
究から始まり、環境問題への提言へと展開してゆきました。本講演では、
・有機化学の基礎研究を通して気付いたこと
・化学者の役割とプラスチックの功罪と地球環境問題
・正しいリサイクルの定義とは?
について話します。現代の産業と生活スタイルにどのような危険が潜んでいるかを見
つめ直す一助になればと願いながら。
講演2:「内火屋(うちびや)ボルト考」〜内燃機関技術者が語るボルトをめぐる冒険〜
講師:宮脇 豊 技術士(機械部門)
:「内火屋(大戦中の日本海軍内燃機関技術者集団)の魂」を引き継ぎ、ディーゼル機
関に使用されるボルトにスポットを当て、その基礎理論から苦労話、少しだけノウハ
ウも入れた「ボルトをめぐる冒険」を紹介する。

開催日2026-06-20
会場講演会:ひと・まち交流館 / 懇親会:アメリカングラフィティーズ (京都市中京区山崎町236 六角テラスビル1F)
参加人数 講演会:84名(うち非会員 5名)/ 懇親会:61名(うち非会員 5名)
講演1:「中国で設備産業に感じた事」
講師:山口 直樹 技術士(機械・総合技術監理)
2025年まで中国に滞在した際に、電子部品の設備産業を中心に現在の日本の設備産業と比較して感じた事を中国の文化・考え方に照らして紹介された
講演2:「太陽光発電の今・技術者の役割」 
講師:今井 寿子 技術士 (電気電子・応用理学部門)
 3.11から15年が経過し、太陽光発電もこれを取り巻く状況も随分と様変わりしました。特に制度面の変化が大きいです。一方、すっかり万人の知るところとなった割には、相変わらず”がせねた”も多い。そして技術的には意外と何も変わっていません。こういうあたりをご講演いただいた。
講演3:「太陽光パネルを再活用したEXPO2025協賛設置「そらいす」のご紹介」
講師:廣瀬 康輔 氏 (昭和製線株式会社 代表取締役)
2030年以降に深刻化が懸念される太陽光パネルの大量廃棄問題に対し、本講演ではリユース・アップサイクルという新たな選択肢をご紹介します。
EXPO2025大阪・関西万博に協賛設置したソーラーベンチ「そらいす」を事例に、使用済みパネルを地域内で再活用し、電力の地産地消と防災機能を両立する取り組みについて解説していただいた

開催日2026-05-16
会場講演会:ひと・まち交流館京都 / 懇親会:創作居酒屋すぎうら七条店
参加人数 講演会:81名(うち非会員 9名)/ 懇親会:51名(うち非会員 4名)
講演1:2026年度総
講師:川端 正詳 会長
2025年度の活動・決算報告、2026年度の活動方針、予定、予算報告
講演2:PFAS問題について
講師:齊藤 秀哉 技術士(化学部門)
PFASはフッ素結合を持つ有機化合物群で、分解されにくく生体蓄積性や毒性が懸念される
ことから世界的に規制が強化されている。1990年代以降、PFOA・PFOSによる環境汚染や
健康被害が顕在化し、水道水問題も各地で発生。欧州ではPFAS全体を包括的に禁止する
REACH規制案が審議中で、用途別に移行・猶予期間を設ける方針。米国は物質ごとの有
害性評価とデータ収集を重視し、日本は国連(ストックホルム条約)と歩調を合わせ慎重に
対応している。当該問題に関して元フッ素化学メーカー社員の経験から解
講演3:企業における人材育成・リスキング・技術伝承について
講師:黒田 考亮 技術士(機械部門)
企業の人材開発部門における課題と独立技術士に求められることについて。
1.現在の求人事情 2.若手の働き方&企業側の事情 3.求められる育成人員(大学&企
業)と必要スキルについて 4.ネットラジオによる技術士との懇談について。

開催日2026-04-11
会場講演会:京都アスニー / 懇親会:
参加人数 講演会:74名(うち非会員 4名)/ 懇親会:43名(うち非会員 0名)
講演1:AI・ロボット時代のキャリア戦略
講師:岡崎 哲三技術士 (情報工学部門)
「技術者が経営を学ぶことで見える新たなキャリア像とは?」の問いを立て、社会人大学でのMBA・中小企業診断士養成課程の経験を通じ、AI・ロボット時代に求められる経営的思考とスキル再構築の要点を共有します。AI・ロボットを脅威でなく“共創のパートナー”とするためのリスキリング戦略につき、お話を頂いた。
講演2:~循環型社会構築に向けて~ 鉛と超硬合金のリサイクル技術の紹介
講師:廣末 幸子(理学博士)株式会社大阪鉛錫精錬所 代表取締役社長
人類が長く使ってきた鉛(Pb)や、比較的新しい超硬レアメタルとなる炭化タングステン(WC)を、廃棄物から再生している大阪市内の中小企業の取り組みを紹介頂いた。金属の用途変化や国際相場に左右される資源回収の現状を踏まえ、100年後も豊かな環境で暮らすために、今できることと社会と共に描く未来の姿を紹介いただいた

京都技術士会3月例会

開催日2026-03-21
会場講演会:ひと・まち交流館京都  / 懇親会:さざんか亭六角店
参加人数 講演会:62名(うち非会員 0名)/ 懇親会:44名(うち非会員 0名)
講演1:エネルギー材料としてのケイ素
講師:和田 仁 氏 (金属部門)
元素周期表第14族に属するケイ素は、石英として陶土やガラスなどの窯業分野、また変圧器の積層鉄心コア用のケイ素鋼など、幅広い用途に利用されている。本講演では,エネルギー関連分野でケイ素を利用した事例が紹介された。
講演2:古くて新しい技術 EPMA(電子線マイクロアナライザ) ~ミクロ領域の元素分析の世界~
講師:田中 宏  氏 ( 電気電子、応用理学部門)
走査型電子顕微鏡から発展したEPMAは、1950年代に誕生した古い技術ながら、微小領域の定量分析や状態分析を高精度に行う手法として、今でも材料分野などで不可欠な分析手法となっている。本講演ではその歴史や装置の原理・システムを解説し、様々な産業分野での応用例が紹介された。
講演3:ビール醸造の歴史と昨今の消費者嗜好について
講師:徳田 進 氏 特別会員 研修技術者 (化学部門)
本講演では、ビール醸造の起源を概観した上で、主として日本における規制緩和の経緯とその影響について解説が行われた。規制緩和により生まれた「クラフトビール」(地ビールとも呼びます。)が支持される要因に関しても触れることで「クラフトビール」の評価を行った。

京都技術士会2月例会

開催日2026-02-07
会場講演会:京都市生涯学習総合センター(京都アスニー)  / 懇親会:がんこ三条本店
参加人数 講演会:66名(うち非会員 2名)/ 懇親会:45名(うち非会員 2名)
講演1:インクジェットインク開発の経験と産業用への展開
講師:磯部 浩三 氏(化学部門)
インクジェット印刷技術は家庭用から産業用へ展開し、その応用が国内外で進展している。本講演では、国内市場から海外市場への挑戦を経て、産業用インクジェットインク開発に携わった実務経験を紹介された。
講演2:日常・仕事に活かせる心理学
講師:小林 知博 氏(神戸女学院大学心理学部教授)
私たちの日常生活において、自分や他者の心と無関係に生きられる日は1日もない。本講演では、そんな「人の心」を対象とする心理学の始まりから、自分や他者を褒めることの効果など、日常生活に活かせる最新の研究知見を紹介された。